当店が大切にしている思い
カフェの店主と料理人の2人には共通する理想があります。
その理想と現実とのギャップは大きく、その溝を埋める手段として自分たちの行動が正しいかどうかも定かではありません。
それでもいま自分たちが「これだ！」と思ったことの中からできることを見つけ、実行し、学び続けています。
私たちのお店にはいくつかの特徴があり、
- 食材から調味料までオーガニックな食事
- ヴィーガン対応のメニュー
- 地域猫のお世話
上記の3つは特に特徴的な取り組みだと思います。
それらの活動はそれぞれ別々の時期に取り組み始めましたが、今になって振り返ってみると、全ての活動に共通する思いがあることに気づきました。
それは「全ての生き物が幸せに生きてほしい」という思いです。
食べることは他の生き物の命を奪うことであり、それを美化することはできません。
さらに食べること以外の行動によって奪っている命も沢山あると思います。
でも、せめてそれらの生き物が生きている間はできるだけ幸せに生きてほしい。
その思いが当店の特徴につながっています。
- 農薬を使用しない畑の野菜や環境に配慮した牡蠣を仕入れる (生産地周辺の生態系の保全)
- 狭いスペースに閉じ込められた動物の肉は仕入れない (不幸な動物を生み出す仕組みを支持しない)
- 放し飼いのような状態で飼育されている羊のミルクから作るチーズは使おう (動物らしく飼育する仕組みを支持する)
- 敷地内でお世話する猫たちは不妊去勢手術をする (殺処分される子猫は産ませない)
などのような方針で取り組んでいます。
アニマルウェルフェア (動物倫理)
最近こういった取り組みはアニマルウェルフェアという言葉で目にすることが増えてきました。
現在はまだお店やネットで買い物をする際、アニマルウェルフェアに配慮されている商品を見つけることがとても難しいですが、今後は徐々に選択肢が増えていくことが期待できそうです。
