海外ドラマ「チェルノブイリ」観ました

2019年に公開されたこの作品についての情報を知った際、いつか観てみたいと思っていたのですが、つい最近になってその機会を得ました。

チェルノブイリの事故が起きた際、現場がどんな状況だったのか、近隣住民はどう行動したのか、関係者や政府がどのように対応したのか、なぜあの事故が起きたのか、そういった出来事をリアルに再現した作品です。

このドラマを観て、原子力というテクノロジーがどれだけ危険なものであるか、そしてそんな危険なものを人間が制御しようとすることの愚かさを知ることができました。

あまりに壮絶な内容なだけに、人によっては途中で観ていられなくなる場合もあると思いますが、原発が大量に存在する国にいる私たちがどんなリスクを負いながら生きているかを把握する上でも、観る価値のある作品だと思います。

ネタバレはしたくないので内容についてはあまり触れないようにしますが、私が一番悲しくなったのは、放射能の影響を受けた動物たちに対する仕打ちでした。

チェルノブイリの事故から30年以上経った現在、ソーラーパネルとバッテリーのコストが圧倒的に安くなり、性能も向上したことで、世界の発電の主流は太陽光発電にシフトしています。

もう原発に頼る必要は無くなりました。

それでもいまだに原発を推進している人たちがいるという事実こそが、いかに人間が愚かな生き物かということを象徴しているのではないでしょうか。

世界のエネルギー事情に関する参考情報

このままでは日本は脱炭素社会から完全に乗り遅れる(飯田哲也環境エネルギー政策研究所所長) -マル激

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