半夏生 (はんげしょうず) 2021年7月3日 朝の様子・季節の話題

今朝も雲の多い朝でした。本日の話題は烏柄杓の名前の由来について。

烏柄杓(からすびしゃく)の名前の由来

今朝は烏柄杓の名前の由来についてのお話です。

調べてみたところ、烏柄杓の名前の由来は「役に立たない」という意味で、カラスが使う柄杓(ひしゃく)に見立てられた、ということのようです。

確かに、烏柄杓は割り箸くらいの長さなので、カラスが使うにはちょうどいいサイズです。

それにしても、烏柄杓の根は昔から生薬として利用されてきたにもかかわらず、役に立たないと言われてしまうなんて、かわいそうですよね。

でも、そんな扱いを受けるのには理由があるらしく、烏柄杓は繁殖力が旺盛で、畑に生えてくると駆除がしづらい草となるため、農家さん達からはあまり歓迎されない存在のようです。

そんな烏柄杓はここの畑にも存在していますが、今のところそれほど邪魔な存在にはなっていません。

私たちが取り組んでいる農法は、草や虫を敵にしない自然農なので、烏柄杓が今後どんな風に成長するか、観察してみようと思います。

(かなっぺ店主 千葉)